ごあいさつ

ごあいさつ

はじめまして、この度神戸市垂水区小束山に整形外科クリニックを新規開院させていただくことになりました院長の山上 直樹です。

私は、スポーツ選手を診る整形外科医になりたいという思いで医師を目指しました。
医師になってからの10年間は生まれ育った鳥取で地域医療に携わり、幅広い一般整形外科疾患を経験し治療を学びました。
その後スポーツ整形を深く学びたいと考え、その分野での最先端医療を行っている千葉の船橋整形外科病院にて2年間国内留学し内視鏡手術・リハビリテーションを中心とした保存療法を学びました。
その後は、そこで得た知識や手術技術を生かすために平成2１年に神戸のあんしん病院へ赴任し、現在まで11年間診察と治療を行ってきました。そのうち8年間は淡路島の病院で一般整形外科診療にも携わってきました。
これまでに、特に専門分野でもある上肢の手術は合計5000例を超え、外来でのリハビリテーション治療も豊富に経験しました。この間、プロ野球選手、オリンピック・パラリンピック日本代表・ラグビー日本代表選手の治療から子供たちの野球検診と幅広い治療経験を積み、後進の指導のために、学会や海外講演、医師への手術指導や治療方法に関する執筆も積極的に行ってきました。
スポーツ選手に対して行ってきた治療方法は一般整形外科の疾患にも十分応用ができます。年齢や性別に関係なく、痛みや機能障害、筋力低下の根本的な原因を的確に診断し効果的にリハビリを行う事ができれば、整形外科に来られる患者様の多くは、痛みや運動機能の改善が認められ注射や薬の量を減らし、手術の選択をしなくて済む場合もあります。
この度、今まで得た経験や知識を用いた医療を提供し、地域の患者様に『いつまでも自分の足で歩き活動的な人生を謳歌していただきたい』という思いとともに、これまで手術を行ってきた沢山の患者様へのアフターケアも可能である垂水での開院にいたりました。

クリニックのポリシーは We treat you like family です。
すべての患者様に対し自分の家族と同様に治療を行うことをポリシーとしています。私を含め当院のスタッフ全員がこの信念に従って行動いたします。

開院してもうすぐ2年になります。京都、滋賀、奈良、三重、大阪、淡路島、姫路、山口など近畿から西日本まで広範囲の患者様に受診していただいています。地域も含め良質な医療を提供します。
よろしくお願いいたします。

やまがみ整形外科
院長 山上 直樹(やまがみ なおき)

略歴

1995年

鳥取大学医学部卒業

1995～2007年

鳥取大学付属病院、済生会江津総合病院、鳥取県立中央病院、鳥取生協病院などにて一般整形を幅広く学ぶ。

2007～2009年

千葉の船橋整形外科に国内留学し、肩・肘障害の診断法やリハビリテーションを深く学び、手術治療も含め数多くの症例を経験。

2009～2020年

あんしん病院に勤務。年間200-300例の肩・肘の鏡視下手術を主に行い、手術件数は合計約5000例に達する。

医療従事者への指導にも力を入れており、医師や看護師向けの手術トレーニングセンターや医療メーカー主催の講師としての活動も幅広く行っている。
また、学会発表・論文執筆・肩の治療に関する本の出版も行っています。

当院のビジョン

整形疾患のほとんどは、リハビリによる運動療法を適切な診断のもとに行うことによって行う事で痛みや機能障害の症状が改善し、投薬、注射などの頻度や量を少なくすることが可能です。投薬が減れば副作用を心配しなくてよくなります。注射頻度が減れば痛い注射をがまんすることも少なくなります。患者さんの医療費の負担も少なくてすみます。
当院の基本的な治療方針は保存治療（手術をできる限り回避する）ですが、症状改善の為にどうしても手術をしなくてはいけなくなった場合や、短期間での完治を望まれた場合は、手術療法を選択せざる負えない場合もあります。
手術療法となった場合は自分の専門の上肢なら病院を借りて自分で手術をします。そして、他の部位で必要な手術は、その専門分野の信頼できる医師に紹介します。