- ホーム
- 膝の痛み
膝の痛みについて

膝は体重を支えながら曲げ伸ばしを繰り返す、負担の大きい関節です。歩行や立ち座り、階段の昇降など、日常のあらゆる動作に関わるため、痛みがあるとQOL(生活の質)が大きく低下します。加齢による変化だけでなく、スポーツによる外傷や使いすぎも原因となります。
痛みを放置すると次第に悪化し、歩行にも影響が生じます。早めに原因を特定し、適切な治療を受けることが大切です。
受診の目安
以下のような症状がある場合は、垂水区のやまがみ整形外科へ早めにご相談ください。
- 膝の痛みが数日たっても改善しない
- 階段の上り下りで痛みが強くなる
- 膝が腫れている、熱を持っている
- 膝の曲げ伸ばしで引っかかりを感じる
- 膝がぐらぐらして不安定
- 正座やしゃがむ動作ができない
など
膝の痛みの主な原因
膝の痛みを引き起こす原因は多岐にわたります。加齢に伴う関節軟骨のすり減り、スポーツや転倒による靭帯・半月板の損傷、膝周囲の筋力低下、体重増加による負担の増加などが代表的です。
原因によって治療方法が大きく異なります。痛みや腫れが続く場合は、自己判断せずに受診することをお勧めします。
膝の痛みを起こす主な疾患
変形性膝関節症
膝の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかって痛みや変形が生じる疾患です。中高年に多く、進行するとO脚が目立ち、歩行が困難になることもあります。
半月板損傷
膝関節内にある半月板が損傷した状態で、スポーツ外傷や加齢による変性で起こります。痛み、腫れ、膝の引っかかり感が主な症状です。
靭帯損傷
膝の前十字靭帯や内側側副靭帯などが損傷した状態です。スポーツ中の急な方向転換や接触プレーで多く発生し、膝の不安定感や腫れが特徴です。
膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
膝の皿の下にある腱に炎症が起きる疾患です。ジャンプや走る動作を繰り返すスポーツで多く見られ、膝の前面に痛みを感じます。
鵞足炎
膝の内側にある鵞足部(3つの筋肉が付着する部位)に炎症が起きる疾患です。ランニングや急な運動量の増加が原因となることが多いです。
オスグッド病
スポーツで膝を酷使することで発症する疾患で、成長期の子どもに多く見られます。膝の皿の下の骨が痛み、膝の前面に腫れや圧痛が生じます。
当院での治療
保存療法
膝の痛みに対しては、日常生活への影響を最小限に抑えながら、症状の改善を目指します。まずは消炎鎮痛剤の内服や湿布などで痛みを抑え、必要に応じてサポーターや装具で膝を安定させます。軟骨の保護と炎症の抑制を目的に、ヒアルロン酸注射を行うこともあります。
リハビリテーション
リハビリテーションでは、膝周囲の筋力強化と柔軟性の改善を図ります。特に太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで、膝への負担を軽減できます。
手術が必要な場合の対応
半月板損傷や靭帯損傷で手術が必要な場合や、変形性膝関節症が進行して保存療法では痛みがコントロールできない場合は、手術を検討します。当院では手術の適応を的確に判断し、必要な場合は膝の専門医や人工関節の専門医へご紹介します。
