- ホーム
- 骨粗鬆症
骨粗鬆症とは?

骨粗鬆症の怖さは、自覚症状がほとんどないまま進行することです。背中や腰の痛みで受診したら、すでに圧迫骨折を起こしていたというケースも珍しくありません。
特に高齢者の場合、骨粗鬆症による骨折で長期間の安静が必要になり、その結果として寝たきりへ移行してしまうこともあります。骨折を起こす前に発見し、予防・治療を始めることが重要です。
骨粗鬆症の原因
加齢
骨は常に古い骨が壊され(骨吸収)、新しい骨が作られる(骨形成)というサイクルを繰り返しています。加齢とともにこのバランスが崩れ、骨形成が追いつかなくなることで骨密度が低下します。
ホルモンバランスの変化
骨のサイクルには女性ホルモンが深く関わっています。そのため、閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少する女性は、特に骨粗鬆症のリスクが高くなります。実際、60代以降の女性の約半数が骨粗鬆症と言われています。
生活習慣の影響
カルシウムやビタミンDの摂取不足、運動不足、過度なダイエット、喫煙、過度な飲酒などは骨密度低下のリスクを高めます。若い頃からの生活習慣が、将来の骨の健康に影響します。
疾患や薬剤による影響
ステロイド薬の長期使用、糖尿病、関節リウマチ、慢性腎臓病などは骨粗鬆症を引き起こす原因となります。これらを続発性骨粗鬆症と呼び、原因疾患の管理とあわせた治療が必要です。
骨粗鬆症の症状
骨粗鬆症そのものには、痛みなどの自覚症状はほとんどありません。骨折して初めて骨粗鬆症に気づく方が多いのが現状です。
「身長が縮んだ」「背中が丸くなった」と感じる場合は、知らないうちに脊椎の圧迫骨折が起きている可能性があります。
骨粗鬆症による骨折のリスク
骨粗鬆症によって骨折しやすい部位は、脊椎(背骨)、大腿骨近位部(太ももの付け根)、手首、腕の付け根などです。骨粗鬆症によって骨密度が低下していると、衝突や転倒時のわずかな衝撃でも容易に骨折が起こるようになります。
特に背骨や大腿骨近位部の骨折は、高齢者が寝たきりになる大きな原因の一つです。骨折がきっかけで要介護状態になる方も少なくありません。
骨粗鬆症が心配な方へ
骨粗鬆症は検査で早期発見が可能であり、治療によって骨密度の維持・改善が期待できます。「まだ大丈夫」と思わず、リスクのある方は早めに検査を受けることをお勧めします。
垂水区のやまがみ整形外科では、骨密度検査から治療まで対応しています。骨粗鬆症が心配な方、将来的な骨折を予防したい方は、お早目にご相談ください。
女性患者様へ
上述の通り、更年期以降の女性は、ホルモンバランスの変化により骨粗鬆症のリスクが高まります。当院では骨密度検査やホルモン検査に加え、プラセンタ注射など女性特有の症状に対応したサポートを行っています。
更年期の体の不調や骨の健康が気になる方は、こちらのページもあわせてご覧ください。
