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ロコモティブシンドロームとは?

ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)は、骨・関節・筋肉・神経などの運動器の機能が衰え、「立つ」「歩く」といった移動機能が低下した状態です。放置すると次第に日常生活に支障をきたし、要介護や寝たきりになるリスクが高まります。
ロコモは高齢者だけの問題ではありません。運動器の衰えは40代から始まると言われており、早い段階から予防と対策に取り組むことが大切です。気づいた時から行動を起こすことが、健康的で自立した生活を長く続ける鍵となります。
ロコモの原因となる運動器の衰え
筋力の低下
筋肉量は加齢とともに減少し、筋力も低下します。特に下半身の筋力が衰えると、立ち上がる、歩く、階段を上るといった基本的な動作が難しくなります。特に運動習慣のない方は、そうでない方より筋力低下が早く進む傾向があります。
バランス能力の低下
バランスを保つ能力は、筋力・視覚・内耳の機能・神経系など複数の要素が関わっています。これらの機能が衰えると体のふらつきが増え、転倒のリスクが高まります。転倒による骨折は、要介護状態に直結する大きな原因の一つです。
骨・関節・脊椎の疾患
骨粗鬆症、変形性関節症、脊柱管狭窄症などの運動器疾患は、ロコモの大きな原因となります。これらの疾患があると痛みや動きの制限が生じ、活動量が減少します。活動量の減少がさらなる筋力低下を招き、悪循環に陥ることも少なくありません。
こんな症状に注意
- 片足立ちで靴下が履けない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
- 15分以上続けて歩けない
- 買い物袋を持ち帰るのがつらい
など
上記のような症状に心当たりがある方は、ロコモに陥り始めている可能性があります。垂水区のやまがみ整形外科では、ロコモの原因を的確に診断し、患者様に合った対策をご提案します。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。
子どものロコモティブシンドローム
ロコモは高齢者の問題と思われがちですが、近年は子どもにもロコモの兆候が見られるケースも増えています。これは運動不足やゲーム・スマートフォンの長時間使用による姿勢の悪化、特定のスポーツに偏った運動習慣などが原因で、体の柔軟性やバランス能力が十分に発達しないからと考えられます。
子どものうちに運動器の基礎がしっかり作られないと、将来的にケガをしやすくなったり、成長期にスポーツ障害を起こしやすくなったりします。当院では子ども向けの運動教室を開催し、正しい体の使い方や運動習慣を身につける機会を提供しています。ぜひご活用ください。
当院でのロコモ対策
運動器の状態を正確に診断
ロコモ対策の第一歩は、現在の状態を正しく知ることです。当院では問診や身体機能の評価を通じて、筋力・バランス能力・関節の可動域などを確認します。原因となる疾患が隠れていないかも含めて、総合的に診断します。
原因疾患の迅速・的確な治療
骨粗鬆症や変形性関節症、脊柱管狭窄症などがロコモの原因となっている場合は、その治療を行います。痛みを軽減し、運動器の機能低下を食い止めることで、ロコモの進行を抑えます。
リハビリテーションによる機能改善
理学療法士が患者様お一人おひとりの状態に合わせたリハビリプログラムを作成します。下半身の筋力強化、バランス訓練、歩行指導などを通じて、移動機能の維持・改善を目指します。痛みがある方でも無理のない範囲で取り組める運動をご提案します。
自宅でできるロコモ予防
ロコモ対策は、日常生活の中で継続することが大切です。当院では「ロコトレ」と呼ばれるスクワットや片足立ちなど、自宅で簡単にできる運動の指導も行っています。毎日の習慣として取り入れることで運動器の衰えを予防できますので、一度ご相談ください。理学療法士によるリハビリと合わせて、患者様お一人おひとりに合わせた予防プログラムをご提案します。
